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特別講演

1日目(11月14日(木)) 13時10分~14時10分

「AI活用の現状と今後の可能性」

山田 誠二 (国立情報学研究所 教授,人工知能学会 前会長)

現在第3次ブームにある人工知能AIの現状を解説し、AIの定義、歴史、第3次AIブームの特徴である機械学習、ディープラーニングの基礎、AIの有効性そしてAIの限界について解説する。また、AIの社会・ビジネス導入の可能性、課題について触れ、AIが人間の労働に与える影響、AI時代に必要とされる人材について述べる。そして、今後のAI研究の方向性について、主に人間とAIの協調の観点から考えを述べる。




1日目(11月14日(木)) 15時20分~16時20分

「天然クモ糸に学ぶ人工繊維の分子設計」

土屋 康佑 ((国研)理化学研究所 環境資源科学研究センター
バイオ高分子研究チーム 上級研究員)

クモ糸は鋼鉄に匹敵する引張強度やタフネスを示す構造タンパク質材料として注目を集めている。本講演では、天然のクモ糸について優れた力学特性を生み出すのに必要となるタンパク質の構造や、特異的な高次構造を形成するための紡糸機構を詳細に調べ、得られた知見を基にどのように人工クモ糸を創り出すかについて、我々が取り組んでいる戦略について概説する。