日本繊維機械学会 第74回年次大会

期日:2021年5月27日(木),28日(金) / 
会場:オンライン開催(Microsoft Teamsを使用)
特別講演
特別講演講師
酒井 敏先生(京都大学 人間・環境学研究科 教授)
講師略歴
1980年3月京都大学理学部卒業.1981年3月年京都大学大学院理学研究科修士課程(地球物理学専攻) 中途退学.1986年5月京都大学理学博士取得.1981年4月京都大学教養部助手.1990年4月京都大学教 養部助教授.2009年4月現職.専門は地球流体力学で,1992年日本海洋学会岡田賞受賞.「京大変人講座」 を開講し,「フラクタル日除け」などのユニークな発明で,京大の自由な校風を地で行く「最も京大らしい」 京大教授.信条・座右の銘は「常識を疑え,教科書を信じるな.」
著書
「もっと!京大変人講座」(2020年,三笠書房) 、「京大変人講座」(2019年,三笠書房)、「京大的アホがなぜ必要か」(2019年,集英社)、「都市を冷やすフラクタル日除け」(2013年,成山堂書店)
演題
「役立たずがコロナと上手くやる」
講演概要
2020年はとんでもない年でした.しかし,長い人類の歴史の中では,こんなことは珍しいことではないはずです.それでも,絶滅せずに生き永らえてきたのは,常に「役立たず」がいたからです.想定外の事態では,それまで正しく「役に立つ」と思われていたことが,必ずしも役に立たなくなります.そして,もっと役に立つことが,それまでの「役立たず」の中に見つかるかもしれません.実は「役立たず」こそ,カオスな自然界を生きるカギなのです. ここ30年ほど「選択と集中」が金科玉条のごとく叫ばれ,むだ(役立たず)が排除されてきました.しかし,生物の進化から我々が学ぶべきことは,この「選択と集中」は絶滅への道であるということです.講演では,なぜ役立たずが役にたつのか,お話したいと思います.
開催日・日時
2021年5月27日(木)14時30分~15時30分
会場
オンライン開催(定員300名)