ご挨拶

The Textile Research Symposium(TRS)は日本繊維機械学会が主催する国際シンポジウムです。京都大学の川端季雄教授と奈良女子大学の丹羽雅子教授が中心となって,産と学が一堂に会する場として1972 年に繊維工学研究討論会という名称で第 1 回目が開催されました。この討論会の主たる目的は,日本の教育において低下する繊維・テキスタイル教育を活性化させることでした。その後,TRS は,繊維科学からアパレル工学,マネジメントにいたるまで繊維・テキスタイルの幅広い研究分野を網羅する歴史ある国際シンポジウムになり,コミュニケーションギャップを埋め,世界中の繊維・テキスタイル分野に携わる研究者間の交流を築くうえで重要な役割を果たしてきました。

川端教授と丹羽教授が勇退された後も TRS は継続して毎年行われ,隔年で日本と海外がそれぞれホストとなって開催しています。これまで,2006 年に杭州(中国),2008 年に大邱(韓国),2010 年と 2016年にデリー(インド),2012 年にギマランエス(ポルトガル),2014 年にクライストチャーチ(ニュージーランド),2019 年にリベレツ(チェコ共和国)と 6 か国で盛況に開催されました。

新着情報
2022.07.01
HPを公開しました
2022.08.19
発表要旨提出期限を9月9日(金)まで延長しました
2022.08.01
口頭発表、ポスター発表申込み期限を8月12日(金)まで延長しました