日本繊維機械学会 書籍のご案内

図や写真を豊富に入れ、やさしく読みやすく記述しました。広い視野に立って社会史・工業史・文化人類史等の色彩を加え、技術予測など将来展望を含んだ広範な解説です。

繊維形成高分子の生成、高分子の特性化、高分子の繊維化、繊維の構造と性質など、出発原料である低分子化合物より一貫して繊維を基礎から理解できるよう記述しています。

従来の紡績学とは違った方向から糸づくりのすべてを体系化して、やさしく解説しています。

布を織物・編物・不織布・組物・網・レースに分類し、各章ごとに製造と構造を説明し、さらに布全体としての性質を述べ、布づくりに関連する機械の紹介も網羅しています。

染色仕上に関係するすべての研究者、技術者、および生産者、消費者を対象とし、染色の基礎科学から浸染・捺染・水洗・脱水乾燥・熱加工などの単位操作までを詳述しています。さらに生産管理や色彩論なども加えました。

産業資材用繊維、アパレル、インテリアとエクステリアなどの製造と性能、さらにこれらの性能試験について、理論と実際の両面からバランスよく平易にまとめています。

A4版 65頁、客観評価式の計算ソフト付き
本冊子は布の風合い客観評価式の全てを網羅したものである。KESシステムで得られる基本力学特性値を用いて、布の風合い客観評価式が誘導されており、これらの式の計算に必要なデータ及び計測条件を一覧できる。本冊子の内容はテキスタイル製品のみではなく、プラスチック、建材、皮革、ゴム、金属、等の多くの分野で応用可能である。

印刷発行 昭和63年3月31日